■ ストーリー

神話の時代、翼のある人と羽のある人は、嘘の世界のおきてを破って世界を破壊しました。

それから何万年もの時間がたち、世界は一羽の心を読める目を持った黒隼によってまた新たに構成されていきました。

嘘の世界には、また人間が生まれ、生きるようになりました。

黒隼は神として崇められる一方、その目だけは確実に受け継がれていたのでした。

そして、失われたと思われた闇の力を持つ者は、黒隼との対決のために、力を蓄えました。

とある村に一人で暮らす少女、ターニャは、ひょんなことから、闇と黒隼の運命に巻き込まれていきます。

一体彼らは、最後にどんな未来を望むのでしょうか。

■ 前作について

当企画は、オリジナルボイスドラマ「夜色がらすと黒蝶の姫君」との連携作品になっており、「黒隼と鳥かごの世界」はこの話よりも後の話となります。

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とある世界のとあるお城には、一人の「黒蝶のお姫様」が囚われていました。

お姫様は外に出たいとずっと思っていました。

ある夜、お姫様は、黒ずくめの少年に出会いました。

人でありながら、ありうることのない、黒い翼を持った彼は、からすといいました。

からすは黒蝶のお姫様にアゲハという名前をあげて、外へ連れ出します。

 

弱虫。そして他人と肌で触れ合うことを決して許さない、孤独な夜色がらすと美しくて無邪気な黒蝶のお姫様の

破滅と絶望、そして希望と愛の物語。